大名庭園をルーツに持つ新宿最大規模の公園
新宿区と新大久保の間に広がる新宿戸山公園は、都会の喧騒を忘れさせてくれる緑豊かなスポット。
総面積は約18.6ヘクタール(186,471.81平方メートル)。これは東京ドーム約4個分に相当し、新宿区内では最大規模の都立公園となっています。
春は桜、秋は紅葉が美しく、散策路を歩くだけでも癒されます。ジョギングやピクニック、親子連れの遊び場としても親しまれています。
■新宿戸山公園の歴史
元は江戸時代に尾張藩徳川家の下屋敷として整備された「戸山荘(とざんそう)」がこの地にありました。庭園の名残は現在も一部に見られ、歴史好きには見逃せないポイントです。
公園の見どころ
戸山公園は明治通りを境に「箱根山地区」と「大久保地区」の2つのエリアに分かれています。
箱根山地区(東側)
特徴:標高44.6mの「箱根山」を中心とした自然豊かなエリアで、山手線内で最も高い地点とされています。毎年10月のスポーツの日には伝統武術「流鏑馬(やぶさめ)」が開催されています。
施設:アスレチック広場、児童コーナー、じゃぶじゃぶ池など、子ども向けの遊具や施設が充実しています。
アクセス:東京メトロ副都心線「西早稲田駅」3番出口より徒歩約3分
■毎年10月開催。無形民俗文化財「高田馬場流鏑馬」についてはこちらをチェック☟
【高田馬場流鏑馬】勇壮な伝統文化!迫力満点の馬上弓術を取材レポート
大久保地区(西側)
特徴:スポーツ施設や広場が整備されており、地域のイベントやレクリエーションの場として利用されています。
施設:多目的広場、遊具広場、そして地域のボランティア団体が運営する「新宿・戸山プレイパーク」などがあります。
アクセス:JR「新大久保駅」または「高田馬場駅」より徒歩約10分
(YOKOSO新宿編集部)
※営業時間、入園料などの施設情報は変更されている場合があるので、最新情報は直接施設に確認してください。
基本情報
住所 | 東京都新宿区戸山2・3丁目 |
アクセス | 東京メトロ副都心線「西早稲田駅」徒歩約6分 JR「新大久保駅」徒歩約15分 都営大江戸線「東新宿駅」徒歩約10分 |
入園料 | 無料 |
営業時間 | 常時開放(夜間は照明なしのため注意) |