中村屋サロンの精神を今に。現代作家がリレーでつながる
新宿駅東口すぐの中村屋サロン美術館で、注目の企画展「中村屋サロン アーティストリレー 第7回」が開催されます。
会期は2026年2月21日(土)~5月24日(日)。歴史ある“中村屋サロン”の精神を受け継ぎながら、現代の作家たちがリレー形式でつながる展覧会です。
「中村屋サロン」とは?
明治末期から昭和初期にかけて、新宿中村屋には、彫刻家・荻原守衛(碌山)、画家・中村彝、書家・會津八一など、多くの芸術家が集いました。
その文化的交流は「中村屋サロン」と呼ばれ、日本近代美術史に名を刻んでいます。
「アーティストリレー」は、その精神を“現代の作家同士のバトン”として受け継ぐ企画。第7回となる今回は、2名の作家が登場します。
山田桃子 展「もうひとつの場所」
2026年2月21日(土)~4月5日(日)

アニメーション作家・村田朋泰氏からバトンを受け取った、美術作家・山田桃子。
銅版画や七宝焼きといった、歴史ある技法を用いながら、細やかな手仕事で紡がれる優しい物語の世界を描きます。
そこに広がる世界はあたたかく、静かに私たちを包み込みます。
現実が少し大変な日でも、自分の内側に安心できる場所があれば、また前に進める。そんな想いが込められた展示です。
【美術作家 山田 桃子 略歴】
1995―東京都生まれ
2021―東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻 卒業
2023―東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻版画研究分野 修了
美齊津匠一 展「重なり合う日常のかたち」
2026年4月15日(水)~5月24日(日)

美術作家・山髙徹氏からバトンを受け取った、画家・美齊津匠一。
絵具の厚塗りと、布や紙、砂などの異素材を組み合わせたコラージュが特徴。盛り上がった画面は、まるでオブジェのような質量と存在感を放ちます。
モチーフは静物など身近なもの。しかし、重なり合う素材と絵肌が生み出す表情は、日常に潜む豊かさを改めて気づかせてくれます。
さらに今回の展示では、絵画の中に登場するキャラクターが“立体作品”として登場。平面と立体の往還も見どころのひとつです。
【画家 美齊津 匠一 略歴】
1969―長野県生まれ
1994―多摩美術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
1996―多摩美術大学大学院美術研究科修了
1997~2000―多摩美術大学油画研究室助手
新宿の喧騒から、静かな芸術空間へ
百貨店や商業施設でにぎわう新宿の中心にありながら、館内は驚くほど静かで落ち着いた空間。ショッピングや食事の合間に、ほんの1時間、芸術の世界に身をゆだねる時間を。
“心の中のもうひとつの場所”と出会える春になるかもしれません。
公式サイト:https://www.nakamuraya.co.jp/museum/
(YOKOSO新宿編集部)
基本情報
| 展覧会名 | 中村屋サロン アーティストリレー第7回 |
| 会場 | 東京都新宿区新宿三丁目26番13号 新宿中村屋ビル3F |
| 会期 | 2026年2月21日(土)〜2026年5月24日(日) 山田桃子 展 「もうひとつの場所」 2026年2月21日(土)~4月5日(日) 美齊津匠一 展 「重なり合う日常のかたち」 2026年4月15日(水)~5月24日(日) |
| 入場料 | 入館料:500円 ※高校生以下無料(証明書提示) ※会期中の半券提示で200円割引(リピート割引) |
| 開館時間 | 10:30~18:00(最終入館17:40) |
| 休館日 | 火曜日、4月6日~4月14日(展示替え) ※5月5日(火・祝)は開館 |
アクセス | JR新宿駅東口徒歩2分・東京メトロ丸ノ内線新宿駅A6出口直結 |
※価格、料理内容、営業時間、定休日などの店舗情報は変更されている場合があるので、最新情報は直接店舗に確認してください。




















