追分だんご本舗は団子の種類がとにかく豊富で、みたらし、こしあん、よもぎ、のり巻きなど定番ものから、冬から春限定のいちごあん、夏限定のはちみつレモンなど果物を使った団子も人気です。生姜や生醤油、内藤七味など変わり種のものまで色々あるので、どれを買うか迷ってしまうほどです。

追分だんご本舗の歴史は古く、室町時代にまでさかのぼります。武将・太田道灌（おおたどうかん）が武蔵野で宴を開いた際に、地元の名族から団子が献上されたことに由来すると伝えられています。

道灌団子と呼ばれ親しまれていた茶屋が元禄11年（1698年）頃に新宿追分に移転し、「追分だんご」と呼ばれるようになったのです。

現在の追分だんご本舗は、昭和22年（1947年）に新宿三丁目に「やなぎ家」という甘味処として創業しました。創業者の藤井藤右ヱ門氏は、新宿追分の地に「追分だんご」の味を復活させようと決意し、創業に至りました。

定番のみたらし団子は1本216円（税込）です。店の奥の喫茶室では、好きな団子を2本選べる「だんご2本盛」や自家製あんこがおいしい「あんみつ」などが楽しめます。ショッピングのついでに一息つくのもおすすめです。

店外

迷いながらやっと3つ選択、抹茶あん(左)・みだらし団子(中)・あんずあん(右)

基本情報

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