神楽坂の本屋さんで踊りと音楽を楽しむ
ダンサー・振付演出家である木原萌花が主宰し、様々な分野と協働して上演を制作するプロジェクトチーム NEMO(ネモ)。
2024年12/14(土)・12/15(日)に、ゲストにフルート奏者・竹内あすかを迎え、作曲家・宗像礼と共に、神楽坂にひっそり在る書店兼プロジェクトスペース・コ本屋の一角にて第一回目の上演を行います。
2023年7月、スウェーデンから宗像礼とチェリストAlexsandra Hallenを迎えて行ったパフォーマンス公演「Bubure」、2024年4月「他者から見た自己」をテーマに彫刻家・平櫛田中の元住居兼アトリエにて開催したソロダンス「旧平櫛田中邸deタコダンス」の上演を経て、2024年12月、空間と音と身体の関係について多様な捉え方で向き合い、書店の空間を生かしたパフォーマンスを繰り広げます。
タイトル中の「nemo」はラテン語で『誰でもない』の意味。パフォーマンスの中で、演者が自分ではなく、空間や他者などとの関係性を動機に踊る時、そこに「誰でもない(=nemo)」人が踊っている。演者と観客の間には誰にも属さない空間が広がっていて、自由に伸縮や色形の変化を続けている…。
キャスト・スタッフ
作曲 宗像礼
Curious Chamber Players芸術監督・首席指揮者・作曲家。横浜生まれスウェーデン在住。
想像力あふれる創造性、実験的な好奇心、音楽的流動性を核に持ち、人間の記憶、価値観、体験談などの人間臭さをテーマに、器楽、アンサンブル、電子音楽、サウンド・インスタレーション、様々な日用品のための作品作りに専念している。
フルート 竹内あすか
クロスオーバーなコンサートシリーズZEITPUNKT OSAKAを手掛けるなど幅広く活動している。ドイツ・カールスルーエ音楽大学修士課程を修了。(レナーテ・グライス=アルミン氏に師事) オーケストラ奏者としても、シュトゥットガルトのバッハアカデミーで各国へのツアーに参加しマタイ受難曲を演奏するなど経験を積んでいる。
踊り 木原萌花
人やモノや空間が大きな流れの中で繋がっていることをテーマに振付・演出を行い、公演やワークショップ等を展開している。今までにスターダンサーズバレエ団、 zer◯(主宰 青木尚哉)に所属するほか、国内外15都市での舞台公演や木村カエラ、JUNKOKOSHINO等のイベントにダンサーとして出演。
神楽坂の路地にあるブックショップ「コ本や honkbooks」
青柳菜摘/だつお(アーティスト)、中島百合絵(企画制作ディレクター)が主宰するコレクティヴにより運営され、オルタナティヴスペースとして「theca(テカ)」を併設する。同コレクティヴは映像や書籍の制作、展覧会やイベントも企画している。
最近の活動としては、展覧会シリーズ「残存のインタラクション」、「尺度の詩学」企画(Kanzan Gallery, 2017-19)、「ワーグナー・プロジェクト」メディア・ディレクション(神奈川芸術劇場KAAT, 2017)、「新しい洞窟-もうひとつの岐阜おおがきビエンナーレ2017」ディレクション(2017)など。「thoasa(トオアサ)」という別名義で、書籍の出版や映像制作を行う。
コ本や honkbooks | https://honkbooks.com/
【概要】
日時:2024年12/14(土)18:30、12/15(日)13:00/16:30
(60分前より開場。営業中の古書店・コ本やにてお過ごしいただけます。)
場所:theca(コ本や honkbooks内)
https://honkbooks.com/
〒162-0801東京都新宿区山吹町294小久保ビル2F
(東京メトロ有楽町線 江戸川橋駅より徒歩4分、東西線 神楽坂駅より徒歩7分)
チケット:
一般:3000円
U-25:2000円
当日:3500円
18歳以下無料
*U-25は前売券のみ。受付にて年齢を確認させて頂きます。
公演ウェブサイト:https://momokakihara.tumblr.com/nemo
チケット取扱・お問合せ:https://momokakihara.stores.jp/
(YOKOSO新宿編集部)
周辺MAP