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【ゴールデン街が舞台の書誌紹介】80年代カルチャー満載!馳星周の自伝的青春小説『ゴールデン街コーリング』

馳星周の自伝的青春小説『ゴールデン街コーリング』

2018年12月27日に発売された馳星周氏の最新小説『ゴールデン街コーリング』のご紹介です。
本作は、1980年代中頃にゴールデン街のバー「深夜プラス1」でアルバイトをしていた馳氏の自伝的青春小説。ゴールデン街の世界にどっぷり浸かりながらも、見えない未来に焦る日々を送る主人公の気持ちに、ぜひ自身の青春時代を重ね合わせてみてください。

本書には80年代のカルチャーが随所に登場し、当時バーで繰り広げられていた酔客たちの文芸・映画談義の様子が活き活きと描かれています。文芸情報サイト「カドブン」にて本作の1節までの試し読みを公開中。

【内容紹介】
『不夜城』前夜――
1985年、新宿。ぼくはこの街が好きで、嫌いだった。
「日本冒険小説協会公認酒場」と銘打ったバー<マーロウ>のアルバイト坂本は、本好きが集まるこの店でカウンターに立つ日々を送っていた。北海道の田舎から出てきた坂本にとって、古本屋街を歩き、マーロウで文芸談義できる毎日は充実感をもたらす。その一方で、酒に酔った店主・斉藤顕の横暴な言動と酔客の自分勝手な振る舞いには我慢ならない想いも抱えていた。そんなある日、ゴールデン街で放火未遂事件が起こる。親しくしている店の常連「ナベさん」は放火取り締まりのため見回りを始めるが、その矢先、何者かに殺されてしまう。坂本は犯人探しに立ち上がるが――。若手作家の胎動著しき頃、ゴールデン街がもっともゴールデン街らしかった時代にひりひりする時間を過ごした著者の、最初で最後の自伝的青春小説。

【書誌情報】
発売:2018年12月27日(木)※電子書籍同日配信
定価:本体1,600円+税
頁数:384頁
装丁:岡本歌織(next door design)
装画:西田真魚
体裁:四六判・仮フランス装
発行:株式会社KADOKAWA
初出:「本の旅人」(KADOKAWA)2017年8月号~2018年7月号

【著者略歴】馳 星周(はせ・せいしゅう)
1965年北海道生まれ。横浜市立大学卒業。出版社勤務を経てフリーライターになる。96年『不夜城』で小説家としてデビュー。翌年に同作品で第18回吉川英治文学新人賞、98年に『鎮魂歌(レクイエム) 不夜城Ⅱ』で第51回日本推理作家協会賞、99年に『漂流街』で第1回大藪春彦賞を受賞。近著に『アンタッチャブル』『陽だまりの天使たち ソウルメイトⅡ』『神奈備』『比ぶ者なき』『暗手』『神(カムイ)の涙』『蒼き山嶺』『雨降る森の犬』などがある。

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