新大久保と言えば日本有数の多国籍タウン!
韓国料理やコスメ、K‐POPアイドルなどの韓流文化を皮切りに、現在は中国やネパール、インド、ベトナム、タイなど、東アジアのカルチャーを幅広くキャッチできる、大久保通り・イケメン通りを中心とした観光街です。
近年では、女子高生に人気のスポットが、原宿から新大久保に移っているという噂もあり、トレンド発祥の街としても急成長を遂げています。
1日では周りきれないほどの人気店と、楽しそうな人の笑顔で大賑わい。今回は新宿駅からも歩いていける、新大久保の街についてご紹介します!
新大久保・大久保駅エリアの魅力に迫る!
まずは新大久保へのアクセスをご説明しますね。
新大久保に乗り入れているのは、新宿や渋谷、池袋などと繋がっている山手線です。
新宿まではわずか2分。徒歩でも15分ほどなので、新宿まで遊びにきたついでに、街ブラ感覚で訪れてみるのもおすすめです。
東京の心臓とも呼ばれる新宿の街並みや、ホストクラブの看板が林立する歌舞伎町の雰囲気は、このエリア以外ではなかなか味わえない刺激的な道のりですよ。
■昔の歌舞伎町はこんなに怖かった!ディープな繁華街は観光地へと進化中。
プチプラなら韓国コスメがおすすめ
冒頭でも触れた通り、新大久保にはたくさんの韓国由来のショップが軒を連ねています。韓国と言えば、言わずと知れた美容大国。
そんな韓国で人気のコスメやスキンケア商品をゲットしようと、トレンドに敏感な方たちで常に賑わっています。
店構えはキュートでポップ。テスターも多数陳列されており、熱心に営業してくるBAさんもいないので、一人でじっくり納得のいく買い物ができますよ!(新型コロナウイルスの影響で、サービスを自粛している店舗もあります。アイシャドウやリップなどを、直接目・口に塗布するのはやめましょう)
韓国コスメはプチプラの商品も多く、シーズン物のカラーメイクやトレンドメイクなどにも気軽に挑戦できます。
さらに数年前からは「イスラム横丁」も大人気。
新大久保駅前には、食に関する戒律の多いムスリムの方でも食べられる、「ハラール食材」を扱うスーパーマーケットが密集しています。
地元のスーパーでは手に入りにくい、香辛料やエスニック食材が気軽に、お手頃価格で購入できます。
■ここは日本!?新大久保の駅周辺にイスラムの店が集まるエリア「イスラム横丁」。
新大久保のグルメと言えば
異国の文化を象徴するものと言えば、「食文化」も欠かせませんよね。新大久保では、韓国料理だけでなく、台湾や東南アジアの食も大人気。
食べ歩きにおすすめのショップや、SNSとの相性ぱっちりのかわいいスイーツショップも多数出店しており、最新グルメが集まる場所としての地位も確立してきています。
チーズを小麦粉や米粉の生地で包んで揚げたホットドッグ・チーズハッドグや、日本で言うところの「甘い」おやき・ホットク。
鳥の唐揚げを唐辛唐辛子味噌のコチュジャンで甘辛く味付けした・ヤンニョムチキンに、かき氷にたっぷりとトッピングを重ねたひんやりスイーツ・パッピンスなど。
気になるものを挙げ始めたらキリがありません!
「今日はたくさん食べるぞー!」という日は、一人で行くよりも、友人たちと一緒の方がいろいろシェアできていいかもしれませんね。
また、コロナ禍によりテイクアウトに対応したお店も増えているので、『お昼は食べ歩き、夜はテイクアウト(明日の朝の分も買っちゃっても・・・◎)』という風に、さらにお腹いっぱい、新大久保グルメを楽しむこともできそうです。
■とろとろチーズ タッカルビやサムギョプサルが美味しい「カントンの思い出」。
日韓ワールドカップや冬のソナタなど、2000年代前半の韓流ブームを決定的なきっかけに、日本屈指の多国籍タウンへと成長を遂げた新大久保。
日本のみならず、世界中を巻き込んで起こったコロナ禍の影響で、外国への旅行や、母国への帰国が難しくなった方たちは、ぜひ一度新大久保を訪れてみてはいかがでしょうか。
きっと旅行先の市場を歩いたときの興奮や、故郷の懐かしさを感じることができますよ。
(YOKOSO編集部・ひしもとなつ)