人気活弁士(活動写真弁士)・山崎バニラによるデビュー20周年公演
金髪のおかっぱに、”ヘリウムボイス”と呼ばれる独特の声がトレードマークの人気活弁士(活動写真弁士)・山崎バニラさん。
大正琴とピアノで弾き語るオリジナルの芸風を確立し、今年はデビューから20周年を迎え、新宿 スペース・ゼロにて「山崎バニラの活弁大絵巻2021」が3月14日に開催されます。
当公演でスペース・ゼロの舞台に立つのは9回目。
今回の舞台では、家族のいざこざ「デンジャラス家族」をテーマに、少し大人向けのコメディ3作品を公演します。
喋りのプロ・山崎バニラによる、コミカルでクセになる奇想天外なエンターテインメントは生で楽しんでこそ。
コロナ対策も取られた本公演で、活動写真の魅力を是非体験してみてください。
<上映作品>
『海の水はなぜからい』
制作会社:横浜シネマ商会 制作年:1935年(昭和10年)制作国:日本
作画:村田安司/翻案・脚色:青地忠三
『 虚栄は地獄』
制作年:1925年頃 制作国:日本
監督:内田吐夢/出演:滝田静江
『 陽気な巴里っ子』
エルンスト・ルビッチュ・プロダクション作品
制作年:1926年 制作国:アメリカ ワーナー・ブラザース配給
監督:エルンスト・ルビッチュ/出演:モンテ・ブルー、パッツィ・ルース・ミラー
活動写真弁士って?
まだ映画に音がついておらず(無声映画)、「活動写真」と呼ばれていた明治から昭和初期。映画に登場する全役者の声をつけ、語り部も担当していた人たちが「活動写真弁士」です。
弁士の文化は日本で独特に誕生し、全盛期には7千人以上の弁士が活躍していました。
音のついた映画が一般的となってからは弁士の数も減り、現在では数十名程度。
大正琴やピアノの弾き語りを活弁する弁士は、山崎バニラが史上初であり唯一無二の存在です。
(YOKOSO新宿編集部)
基本情報
公演名 | 山崎バニラの活弁大絵巻2021 |
会場 | こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(渋谷区代々木2-12-10) |
公演日時 | 2021年3月14日(日)14:00開演(13:30開場)上演時間:約115分(休憩15分含む) |
チケット | 一般:2,500円/高校生以下1,500円 ※未就学児入場不可/全席指定・消費税込み |
※価格、料理内容、営業時間、定休日などの店舗情報は変更されている場合があるので、最新情報は直接店舗に確認してください。